ココロのこえ
この時期は部活動の新旧交代の時期ですね。
新チームになってこれまでの事を振り返って、新たなる新チーム作りをされる事でしょう。
基本的にはチームの目標は監督・コーチが決める事が多く
毎年目標の単語が変化していないチームも少なくないかと思います。
目次
【目標は監督・コーチが決めず選手が決めた方が良い】
もちろん監督・コーチが決める事が悪いと言っている訳ではありません。
監督・コーチが目標設定してしまうと目標設定が高すぎて
諦めやすくなったりとバーンアウトしやすくなる。
なので、選手目線で高い基準や目標を設定する方が良い。
【監督・コーチは介入せず、部員達で話合い】
自分達で意見を集約して「部目標」を決める。
※この時は一切監督・コーチは横から発言しない。
部員達が抱いている目的や日頃の意識は結構あります。
その想いを引き出して部目標として紐付けて行く。
実際にミーティングの内容を
簡単にまとめてみました!
【実際に意見を集める】
①「どのような部にしたい」という想いを一人一人が紙に書く。
※書き終わったら黒板に貼り付けてキーワードで紙をグループにする。
②①の「したいけど今ないもの」を紙に書く。
※書き終わったら黒板に貼り付けてキーワードで紙をグループにする。
③これらのキーワードをもとに部の目標を決める。
④まとめたキーワードを書式にして部ノートに貼り付けておく。
※監督・コーチもこの書式を保管しておき、練習の時やミーティングなどの時に
このキーワードを常に発信し続ける。
(「優勝」や「全国制覇」などという現実からかけ離れた目標は細分化する。)
【集めたらキーワード化】
「どのような部にしたい」のメモをキーワードに。
・大きな声で纏まりのある野球部
・メリハリをつける
・目配り・気配り・心配りのできる部
・先輩後輩関係なく仲良くできる部
・困っている部員がいたら助ける・協力する部
・けじめの心を忘れない部
・とにかく楽しめる部
・一戦一戦勝利を目指す部
・仲間を大切にする
↓キーワード
「勝利」「けじめ」「大きな声」「纏まり」「仲が良い」「楽しい」
「したいけど今ないもの」のメモをキーワードに。
・声が小さい。
・はっきり声を出す。
・だらだらしている。
・練習中、無駄な会話が多い。
・学校では元気なのに練習が始まると元気がない。
・集合がかかっているのに走っていない人がいる。
・整備や道具の準備・片付けを特定の人しかしていない。
・集中力がない。
・声がない。
・集合時間を守らない。
↓キーワード
「声が出ていない」「整理整頓」「準備」「けじめ」「機敏」
【キーワードをもとに決議する】
部の目標
「けじめを持って、チーム一丸となって楽しく全員野球」
努力しないといけない事
「全員で野球しているからには時間厳守」
「報・連・相は必ずする」
「準備・片付け」は全員で助け合う
「嘘をつかない」
「素直になる。」
【まとめ】
こうして、キーワードを作り出しておいてから
目標設定するとよりスムーズになりますし、設定の内容も
明確になるはずです。
アデウス(さようなら)