イメージの重要性〜実践〜
前回の投稿ではイメージの重要性の表面部分を書きましたが、
先日実際にイメージを用いた練習をしたので少し書きます。
【硬式ボールでプレイしているピッチャーの変化球練習】
選手ニーズは
「自分の理想は変化量の大きい球種を一つでも持っておきたい。
自分はカーブを昔から投げようと思っていましたが、
変化量があまりなかったですし、うまく投げる事が出来なかったのであきらめた。」
との事でしたが、
■自身のカーブの変化量に納得がいっていない
■自分が投げるカーブの最大変化量を知らない
ここでは自身が投げるカーブの最大変化量を知る事を優先に練習する。
【軟式球を用いて変化球を練習する】
軟式球で変化球を練習すると変化し易いので、硬式球では投げれなかった変化量を
経験する事が出来ますし、軟式球のカーブをイメージして硬式球で練習する事が出来る。
そうなんです。
硬式球で何年も練習し続けて来た選手は硬式球の変化や球筋に慣れてしまい、
脳の中で「自分のカーブの変化量はこれくらい」と決めつけてしまっているのです。
軟式球を練習の合間で挟む事によってイメージしやすくなり、
結果自信を持って腕を振ることができて
変化球の変化量が上がる。
軟式球でも難しい場合はゴムボールなどもいいでしょうね。
これは変化球だけでなく直球も同じでしょうね。
そもそもボールを投げるに当たり、
ボールにチカラが伝わっていない要因などが
あるとは思いますが今回はイメージトレーニングという視点でお伝えしているので省略します。
今、僕が指導している中学校では
■ボール何個分変化させる?
を目標に練習しています。
自分の投げるボールが自信を持つ為には
出来るだけ理想に近づけてあげる事を意識して指導しています。