【ねぇ、知ってる?】野球イップス
先日、Facebookで投稿した内容を
ブログでも記録しておきたかったので
再投稿します!^ ^
この前ね、MRIに入って気づいたんですけど
僕、「閉所恐怖症」ってことに気付きました^ ^
恐らく、小さい時に兄と姉に
毛布を僕に被せてのしかかって
恐怖に陥れられたトラウマですね!^_^
恐怖症で思い出したんですけど、
ここ最近、イップスという症状に
悩んでいる人と出会うことが多いんです!
【イップスとは】
野球をはじめ、
テニスやゴルフなどの各種スポーツで
極度の緊張感や空気感で予兆なしに
各運動フェーズで筋肉が緊張してしまい、
野球だとボールを下に叩きつけてしまったり
投げたい所に投げれなくなり、
結果、投げるのが怖くなるのです。
※上記スポーツだけではなく、
全スポーツで結構何かしらあるんですよね。
実際にプロの選手も多いんです。
当該者はその症状が不規則に繰り返されて
何がいけなくてどうやって治せるのか
わからなくなるのです。
要するに心と身体が分離してる感覚。
目次
【イップスが多いスポーツ】
※あくまでも代表的な
野球→投球、送球
ゴルフ→各パッド
テニス→サーブ
サッカー→シュート、PK、パス
【イップスになりやすい人】
・完璧にしたい人
・過去に精神的ダメージの大きい怪我をした
・自責感が強い方
・周りの環境が厳しい
・プライベートでのストレス
・フォーム修正段階の時
・優しい心を持ち過ぎている
これらの項目以外にもまだまだ要因がありますが、
複合的な要因が多くなります。
【イップスのメカニズム】
イップスは心因的な要因が多く
交感神経が強く働いており、身体が常に
緊張している状態が続いているんです。
要するに屈筋優位〔自己防衛〕になってしまうんですね。
人は普段の動きを
■意識して動かす
■無意識に動かす
をバランス良く使って普段生活や運動をしてるんです。
正常は
■意識して動かす〔20%程〕
■無意識に動かす〔80%程〕
くらいの比率で身体を動かしているのですが
イップスの方は
何かしら、頭の中で色んな事を考えながら
身体を動かそうとするので
無意識に出来ていたことが無意識の動作の過程で
「意識して動かす」の司令が伝わってしまい、
身体が緊張して、予想外の結果を招き
精神的なダメージを受けるのです。
結果、その人にとって緊張感が高いプレーの時に
イップス症状が出てしまうのです。
一番多いのは周りの環境が厳しくある事が
大きな要因であるように感じます。
ここ最近はSNSも発達してるので
どうしてもチーム練習の時に失敗してしまったらチームメイトのSNSを見てしまうなどと過剰に不安を持っている子が多く感じました。
サポートさせて頂いているチームで
今、イップスで悩んでいる子が
2名程いるのですが
・カウセリング
・呼吸法の改善
を中心に
自称【トークスロー】を
改善プログラムとして練りこんで
選手が心の底から野球が楽しいと思ってもらえるようにサポートしています。
アデウス(さようなら)